2008年02月15日
ウェブデザイン技能検定の背景
これまでWEBデザイナー・Web制作は、独学でも技術を身につければ誰でもなれるクリエイティブ・専門職だったのに、厚生労働省がウェブデザイン技能士を国家資格として追加したのにはどんな背景があるのか?
現役でバリバリ仕事をされているWebデザイナーにとっては、今さら(?)資格なんてなくても・・という意見も多いそうですが、国家資格ということは、「ウェブデザイン技能士」という技能を国が認めるということ。
ホームページは、あらゆる分野での情報伝達の手段として欠かせない存在として確立されてきています。
しかし、今後も加速するインターネット利用には、犯罪の増加、著作権や表現などのモラルの低下も予想されます。
ウェブデザイン技能士を国家資格として追加されたのは、無法地帯となっているインターネットに規制を持たせ、様々なトラブルを防ぎたいという厚生労働省の意向の表れではないでしょうか?
ウェブデザイン技能検定の試験科目や範囲を見てみると、WebデザインやWeb制作技術の他にWWWセキュリティ技術、WWW法務、知的財産権とインターネットといった項目があります。
WWWにおける各種セキュリティ技術についてウェブブラウザの種類と各種仕様
公開鍵暗号基盤(PKI)
不正アクセス行為の禁止などに関する法律
個人情報保護に関する法律
インターネットにおける不正アクセスの種類・方法
マルウェアの攻撃方法、対処、対策
このことからも、情報を発信する手段としてのホームページ(Webサイト)を安全に利用できるようなWeb制作技能が早急に求められていると言えます。
ウェブデザイン技能検定は、まだ認知度は低いのが現状ですが、今後はweb業界で仕事をする者にとって重要な資格になってくると思います。
この資格が、Webデザインという技能の基準を示し、Webデザイナーという仕事を認め、保護するという時代も近いのかもしれません。

